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レーザー光源搭載の新世代内視鏡システム

 

 ハイビジョンより明るく、80倍までの拡大機能と血管が明瞭に観察できる狭帯光機能をもつ新内視鏡で、咽頭喉頭、食道、胃底部、体部、前庭部、十二指腸の部位ごとを、それぞれの特徴をつかみ、微小な病変を早期に正確に発見できます。
 さらに、従来のの径鼻式よりも細くて柔らかなスコープなので、より苦痛の少なく気持ちよく検査を受けられるようになっています。

 胃検診はすでに、バリウムの時代から、高精度内視鏡と血液マーカーの時代に突入しています。

 LASEREOシステムのレーザー光源装置は白色光用とBLI用の2つの波長のレーザーを搭載しています。白色光用レーザーは、蛍光体を発光させて白色光照明を得るための励起光として使用します(波長幅は2nm、発振波長の個体差は440~460nmの範囲内(*1))。

 BLI用レーザーは血管・表面構造の情報を高コントラストな信号として取得するために使用します(波長幅は2nm、発振波長の個体差は400~420nmの範囲内(*1))。2種類のレーザーの発光強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、画像処理との組合せによって4つの観察タイプを切替えて使用できます。*1:波長が仕様内であれば、撮影画像に差異がないようシステム調整しています。

 短波長狭帯域光観察BLIは、表層血管観察に適した短波長レーザー光を照射して得られる高コントラストな信号に画像処理を行うことによって、血管や表面構造の観察に適した画像を表示 するものです。

 2種類のレーザーの発光強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、画像処理との組合せによって4つの観察タイプを切替えて使用できます。

 白色光は従来システム(キセノン光源)と同等の色調です。FICEは分光画像処理により微細な色の変化を強調します。
 中遠景までの血管や表面構造を強調し、BLIよりも明るい画像が得られます
 レーザーによる短波光成分を増やし、粘膜表層の血管や構造の強調に適した画像を生成します。
通常視野
拡大視野

内視鏡検査で発見された様々な所見

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